今回の世論調査で「政府の少子化対策が少子化の進行に歯止めをかけるのに役立つか」に関しては、「期待しない」が66・3%となっています。

世論調査が行われる前日に岸田政権が閣議決定した、「骨太の方針」では、「異次元の子育て支援」とぶち上げながら、子ども予算倍増の財源は、年末までに示すと先送りしました。骨太の方針では「こども・子育て支援加速化プラン」を掲げています。しかし「社会全体でどう支えるかさらに検討する」として、予算の裏付けはありません。「給食費無償は待ったなし」と思っているのは私だけでない事は明らかです。岸田首相は「聞く力はある」と言いましたが、国葬にしても、統一協会問題にしても、長男の首相補佐官問題にしても、サミットでの核兵器廃絶を先送りにして、国民の期待を裏切ったことも、意に介さない無神経さ。判断する能力の欠如を疑います。

政府の少子化対策はあまりにも低次元です。首相が日本の将来を本気で考えていないことは明らかです。政権交代がどうしても必要です。その為には野党が結束するより他に道はありません。

赤磐市では野党の結束を求める行動が継続していますが、国レベルの野党の結束がうまくいかず、歯がゆい。