岸田首相は5名の女性を入閣させました。女性登用数が過去最多と同数ですが、6人目の女性が見つからなかったのでしょうか?しかも5名の女性大臣のうち3名が世襲議員です。一方で15日に発表された副大臣・政務官名簿では、54人全員が男性です。岸田首相の「女性ならではの感性を発揮して」の言葉はネットで炎上中!

 

 9月15日ユーチューブで、日本共産党志位委員長の、創立一〇一周年記念講演会を視聴しました。前回の芍薬で、関東大震災一〇〇年について記載しましたが、その一年前に党が結成されています。若い活動家が震災の混乱の中、懸命の救助活動に取り組みました。その混乱の中で弾圧を受け、命を落とした方もいたことにも触れています。彼らの党歴は一年余、本当に残念です。「新たな戦前」と言われる昨今ですが、人権抑圧を二度と繰り返してはならないと心に刻みます。

志位さんは五〇年代の、ソ連の日本共産党への乱暴な干渉について触れ、スターリンの干渉の狙いは「米国をアジアで起こす戦争におびき出し、米国の後方基地となる日本で、後方でのかく乱・妨害行動を起こさせることが狙いだった。」と述べています。この時日本共産党が道を誤れば、戦火を呼び込み、信頼を失うことになったでしょう。

現在紆余曲折はありますが、安保法制(戦争法)反対の運動をきっかけに、「市民と野党の共闘」という挑戦に踏み出したことを志位さんは強調しています。この共闘は確かな成果をあげている事、共闘攻撃にきっぱりと立ち向かう立場に立つ事、党を大きくすることを強調されました。党首在任が長すぎるという声もありますが、志位委員長を先頭に、苦難を乗り越えて現在がある事を改めて確認した2時間でした。