税金滞納・差押えの神田副大臣 事実上の更迭
神田憲次財務副大臣が大臣職を辞任しました。税金滞納を繰り返し、自身が代表取締役を務める会社が保有する土地・建物の固定資産税を滞納し、4回も名古屋市から差し押さえを受けていました。しかも彼は長年税理士として業務を続けていたとのこと。この問題でも岸田首相の任命責任が問われます
平和の国際秩序を壊す二重基準は許せない
5月に日本が議長国としてG7(主要7カ国会議)が開かれ、日本は1年間G7の議長国を務めます。議長国はこの間の紛争に、主要国としてイニシアティブをとることになります。
十一月八日G7の外相会合が開かれ、議長国の上川陽子外相は「G7として初めて一致したメッセージをまとめることができた」と胸を張りますが、イスラエルとパレスチナの情勢やウクライナ侵略に関する記述では、ダブルスタンダード(二重基準)が問題です。
共同声明では、ロシアの侵略を「国際法違反」と非難する一方で、イスラエルの「自衛権」を強調し、ガザ地区への無差別攻撃には一言も触れていません。
国連憲章は全ての国の主権と、領土保全の尊重を義務付けています。国連では百二十一カ国の賛成でイスラエルへの非難決議を採択しましたが、米国は反対、日本は棄権です。米国の顔色をうかがいガザ住民への殺傷を不問に付し、即時停戦を求めないダブルスタンダード。これが「重要な成果」と言えるのでしょうか。イスラエルを非難する一方、ウクライナ侵略を正当化するロシアの二重基準も許されません。
きらぼしアート展で私が選んだ「まほうの木」という作品です。女の子3人の共同制作で、木の葉が全部折り鶴でできています。