現在改修中の中央公民館を視察しました。6月議会で小学校校舎の雨漏りに関する答弁で、「あちこちから雨漏りの報告を受けている。」との事でしたが、中央公民館も雨漏りしていました。雨の多い日本に鉄筋コンクリートの建物は相性が悪いのではないか?公民館は年数が経っているせいか劣化も激しく、予算内におさまるのか心配です。
米兵の犯罪事件隠蔽は日本国憲法に反する!
沖縄県でアメリカ兵による性的犯罪に、憲法研究者66人が抗議声明を発表しました。飯島名古屋学院大学教授は、米兵の性犯罪事件に政府は対応してこなかったと批判。「日米地位協定が捜査の過程でも制約となった」と述べています。「米兵の犯罪を日本の裁判所が取り扱えないのなら、裁判所に司法権を保障している日本国憲法にも反する。」と永山東海大教授は述べています。
「女性のひろば」の記事によると、2023年以降沖縄県警が県に通報していなかった、米軍関係者の性的暴行が5件あったことが明らかになりました。事件があった事そのものを隠していたわけです。事件が隠蔽されていた期間に、辺野古米軍基地建設の代執行や沖縄県会議員選挙、沖縄慰霊の日がありました。事件が明るみに出ていれば、県議選の結果も変わっていたかも知れません。ひどいことに玉城デニー知事が事件を知ったのは、6月25日に地元メディアの報道によってだったそうです。その一方で岸田首相は3月にこの事実を知っていながら6月23日の「沖縄慰霊の日」に「負担の軽減に全力をつくす」「沖縄に寄り添う」と挨拶しており、やましさのかけらもありません。
その後の報道により、米軍関係者による性犯罪は、神奈川・青森・山口・長崎でも非公表だったことが明らかとなっています。日米地位協定がある限り、沖縄だけの問題ではなく、日本の政治の問題ですね。