岸田首相の長男が首相官邸で忘年会をしていたことが批判を浴び、遅まきながら6月1日辞職しました。しかし、首相自身も写真撮影に応じていたことが発覚し、問題になっています。首相は「私的スペースだから問題ない」と言いますが、官邸は公的施設であり、首相の資質が問われます。この総理何とかして!
前回に続きマイナ保険証強要に怒りを込めて書きます。
6月2日改定マイナンバー法が参議院本会議で、自民、公明、維新、国民などの賛成で可決、成立してしまいました。
開業医の63%が加入する全国保険医団体連合会の調査では、オンラインでの資格確認の際、6割の医療機関が「トラブルがあった」と回答しています。「有効なマイナ保険証が無効と判定され、紙の保険証で確認した」という病院が大多数だとのこと。これでは、保険証が無くなったら窓口で10割の医療費を請求されかねません。
保団連は2日緊急会見を開き、「無保険扱いとなる人を政策的に作り出す愚策だ」と強行採決に厳しく抗議する声明を発表しました。保団連は2千481の医療機関でトラブルがあったとしています。
保団連は、来年秋の健康保険証廃止実施を中止に追い込む運動を提案しています。私たちもネット署名や紙の署名を積み上げましょう。マイナ保険証をすでに持っている人もぜひ声をあげてほしい。
学校給食無償を粘り強く
6月赤磐市議会が始まりました。赤磐市の学校給食をよくする会からの、請願が出されました。議会として国の責任で学校給食の無償を制度化するよう、国に求める請願です。5月29日には教育長へ要望書も提出しました。(左下の写真)
岸田首相は「異次元の子育て支援」の一つとして無償化を入れていますが、「課題の整理」という位置付けであり、具体的なことは明らかになっていません。