10月1日の日曜日、岡山市建部町で開かれた、岡山県母親大会に参加しました。午前中の移動分科会に参加し、片山潜記念館と誕生時をめぐってきました。久米南町で長年頑張っている、まさひろ議員が案内人でした。彼は片山潜記念館の館長でもあります。
片山潜は戦前の日本共産党創立にかかわった一人として有名ですが、記念館を見学するのは、初めてでした。生い立ちから苦学の末、社会主義・共産主義に到達したこと、ソビエトの地から、創立間もない日本共産党を指導、援助したこと等々。まさひろ館長が資料をたくさん準備され、片山潜の人物像が等身大でイメージ出来て、参加して得した気分です。
誕生寺
その後法然が生まれた地である誕生寺を巡りました。法然は平安時代末期から鎌倉時代にかけての僧ですが、「浄土宗」の開祖として知られています。先ほどの片山潜とともに、田舎の小さな町で生まれた偉人です。「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えれば、死後は平等に良い所へ行けるという。平等という所が良いですね。「浄土真宗」の開祖とされる親鸞は弟子にあたるそうです。この時期は日本のルネッサンスとも言われます。新しい思想や生活様式、価値観の転換期となった時代です。私たちが生きているこの時代もある意味、価値観の転換期なのかも知れません。
いや転換期としたい。
写真では分かりにくいのですが、イチョウの実が境内一面に落ちていました。